2007年5月の連休は2泊3日で京都に行ってきました。例によって旅行社で新幹線の切符と宿をおさえてもらって適当に歩くフリープランです。


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 京都旅行 1日目

気合を入れて早起きして出発!東京駅には1時間も早く着いたので、駅中の回転ずし「うず潮」で朝食セット500円なりを食す。ご飯と味噌汁の載った盆を受け取り、ベルトに載って回っている皿を3品までとってよい。思いのほか「ぶり大根」が食べ出があり満腹。京都駅には10時36分に到着。この日の宿「嵯峨グレースホテル」の最寄り駅は電車で15分くらいらしいので、着替えなど荷物をコインロッカーに預けもう一度戻って来ようとしたが満杯。持って歩くことにした。





 最初の目的地は下の娘が鳥獣戯画を見たいというので高山寺(こうざんじ)である。バスに乗ること50分ほど栂ノ尾(とがのお)というところで降りて、付近の茶屋でそばや湯豆腐を食す、湯豆腐は絶品なり。ここで荷物を預かってもらって寺に入る。鳥獣戯画のあるという石水院は800年前の建物で国宝かつ世界遺産だそうだ。肝心の鳥獣戯画は摸本でしかもガラスケース内の一部しかみられなかった。付近の他の寺も回ろうかと思ったが、カミナリが聞こえて来たのでバスを待って下山。
 








次の目的地は来るときに通過した仁和寺(にんなじ)。でかい二王門が道路ギリギリに建っている。出るときにこけたらクルマに轢かれそうだ。もともとは888年に宇多天皇(うだてんのう)が設けた寺。

ん?天皇が仏教!、歴史に疎い自分は恥ずかしながら理解できなかったのですが法皇の始まりだそうです。応仁の乱で戦火にあい約100年後に皇室が徳川幕府から資金を提出させて再建する。このとき京都御所から「紫宸殿」(ししんでん)を移築、瓦葺に改修し、金堂としたが、もとは1618年の桃山時代に建造されたものでこれまた国宝で世界遺産だそうな。どうりで、あちこちに菊の紋が見られる。観音堂の鬼瓦のいくつかはユーモラスな竜であったり、大きな柄杓で水をかける水掛不動も興味深い。



 この先は、京福電鉄の御室仁和寺(おむろにんなじ)駅から二両編成の電車に乗り鹿王院(ろくおういん)で降り嵯峨グレースホテルへ。カミさんが具合が悪くなり夕食に手をつけなかったが、朝になったら回復した。


 京都旅行 2日目

まずは野々宮神社の竹林まで荷物を持って歩く。できれば朝の早いうちに着きたかったのだけれど、既に観光客(自分たちもそうだが)で一杯。絵になる写真は撮れそうも無かった。



どっちへ行こうかしばし迷ったが天龍寺を拝観し渡月橋に抜けることにした。近道(?)が目的なので建物は横を通っただけだったが大きな池には驚かされた。池の向こう側に石を組み合わせて滝を表現しているところがあるが、持ってきた望遠鏡で見るとかなり複雑に組んであるように見えた。




渡月橋周辺の道路は人だらけでクルマが遠慮しながらユルユルと走る。桂川を行くボートや和船に惹きつけられるように上流へ向かうとちょうど昼だ。「らんざん」というホテルのレストランで松花堂弁当を食す。一番安いセットで3000円弱、高くなると湯豆腐がつく。






 今来た道をなかば引き返し京福電鉄の嵐山から北野白梅町まで、またもや二両編成の電車に乗ってうつらうつらしながら移動。北野天満宮、千本釈迦堂(大報恩寺)、西陣会館、清明神社と歩き、堀川通りでタクシーを拾い本日の宿である石長松菊園へ向かった。
 天満宮のシンボルは牛と梅、絵馬は牛の絵だし牛の像があちこちにあるので全部なでてきた。目立たないのだけれど、参道の途中に菅原道真の母を祀った小さな社をみつけて拝んだ。



 千本釈迦堂には快慶の作とされる釈迦の弟子10人の像があり重要文化財である。実際に会ってきたのかと思えるほど一瞬の仕草を捉えている。それと平安時代の牛車の車輪も保存されている。直径2.2メートル絵巻物にあるように輪の部分が大きい、衝撃吸収のくふうかもしれない。





 西陣会館は閉館時間で入れなかったので、近くの清明神社に行った。清明神社の紋は五芒星(ごぼうせい)だ。アニメの少年陰陽師の影響で子供らはすっかり盛り上がってしまったが、最近の建物である。隣の清明グッズを売る店は、西陣織の生産販売が本業で奥に細長い町屋造り。通り庭の部分に商品を並べていて、奥では織機の音がしていた。実際の町屋を見るのは初めてなのでとても興味深かった。
 


 京都旅行 3日目

宿の土産物屋でみやげ物と一緒に着替えの荷物を自宅に送り身軽になったところで、鴨川を散策。土手に水路が作られていて流れは速い、みそそぎ川というのだそうだ。高瀬川には高瀬舟の見本が置いてあった。









更に行くと島津創業記念館がある。ノーベル化学賞を取った田中耕一さんの勤めている島津製作所の発祥の地ということで見学。理科室のような臭いの中、なにやら危なそうな(?)馬鹿でかいレントゲン装置「桂号」がちょっと怖かったりする^^;。今はGSYUASAとなったGSバッテリーのGSは、二代目島津源蔵(しまづげんぞう)のイニシャルから取ったのだそうだ。










地下鉄で三条から五条に移動、五条大橋を見た後にさば寿司とにしんそばで昼食。歩いて清水寺へ参る。この日は地主神社(じしゅじんじゃ)の神輿が練り歩くため大渋滞。坂また坂の清水寺は、歩きどおしにはさすがにキツイ。








参詣後、和風喫茶店でお萩とお茶などとり、予定の三十三間堂をパスすることにした。臨時バスのりばを見つけ京都駅に直行。素晴らしく現代的な駅の吹き抜けに興味がわき、エスカレーターで登る。風通しの良い自由通路で座り込みボ〜〜と過ごしてから、新幹線に乗り帰途についた。









 
 京都を西から東へ斜め横断したのですが、さすがに広い。大きな町でありました。3日もかけて、ほんの一部しか見ていない。あそこも行ってない、ここも行ってない、さらには和気清麻呂(わけのきよまろ)神社に行かなかったから疲れたのだとか、いやいや奥が深いぞ

京都!。



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